AVSと脳波について

■AVS(Auditory and Visual Stimulation) – 聴覚視覚刺激

聴覚視覚刺激(AVS)は、数十年にわたって進化してきた能力開発法です。
それは、生理的反応を通じて、
心が望む状態を作り出すことができる受動的なトレーニング法です。

バイオフィードバックでは、体験者は自ら意図的に、
落ち着くように心の動きをトレーニングするのに対して、
AVSの受動的な誘導は、意識的な努力なしに活用できます。

■AVSテクノロジーはどのように働くのか?

聴覚と視覚の二重の刺激は、
視神経と耳からの刺激として、脳に直接伝わります。
このテクノロジーは、効果を最適化するために、
特定の色、角度、距離に設定したLEDの付いた専用ゴーグルを使って利用されます。

これらの光は、プログラムされた周波数で点滅し、特定のトーン音が発生します。
点滅周波数の刺激は、視神経を介して心に働きかけ、
プログラム周波数の数値によって、
エネルギッシュな状態や深くリラックスした状態などに誘導します。
これは、「周波数同調現象」と呼ばれ、
点滅周波数に脳波が同調する現象として知られている反応です。

Brainwave-Activity

■5つの主要な脳波状態

○ガンマ波
30~100ヘルツ(Hz)以上の脳波状態です。
ガンマ波は、非常に高い認知活動に関連し、
意識、注意、学習および記憶に関連しています。
科学者たちは50年以上ガンマ波を研究していますが、
それはまだ未知の部分が多く、現在のホットな研究対象となっています。

○ベータ波
13~40ヘルツ(Hz)の脳波状態です。
低~中程度のベータ波は、
日常的な思考と大部分の身体機能が覚醒している状態と関係しています。

高振幅の高速なベータ波は、
一般的に過剰な不安やストレス、不快な感情の状態を反映しています。
これは、一般的に「戦うか逃げるか反応」として知られている状態と関連しています。

○アルファ波
8~13ヘルツ(Hz)の脳波状態です。
アルファ波は、注意が外部に向けられ、
リラックスしつつ集中もしている状態と関連しています。
低アルファ波状態は、スポーツでの「ゾーン状態」や
深いリラックス、瞑想状態と関連付けられています。

アルファ波は精神的な若返り、加速学習、創造的なプロセス、
ビジネス、スポーツや芸術など、
生活のすべての分野で最高のパフォーマンスのために利用されています。

○シータ波
4~8ヘルツ(Hz)の脳波状態です。
意識の焦点が内面に向かい、
自由に漂っているような深いリラックス状態と関係しています。
シータ波は、毎日眠りに落ちる直前の状態や、鮮やかな夢を見て目覚めた時など、
はっきりとは分かりにくい状態と関係しています。
それはまた、深く高度な瞑想状態や創造的プロセスの状態でもあります。
様々な注意力、集中力の問題を診断された子供たちや成人の多くは、
シータ波活動の過剰状態を有することが見いだされています。

○デルタ波
0.5~4ヘルツ(Hz)の脳波状態です。
肉体的および深い精神的な再生活動の大部分が行われる状態です。
夢を見ていない、深い熟睡状態で発生します。
デルタ波状態には、自然な睡眠サイクルを通じて到達されます。

■マインドスパのセッションは、主にリラックス状態と、
活性化した状態に達するように設計されています。
研究によって、これらの光と音のプログラムを使うことで、
ユーザーの大多数が、家庭や学校で、
長期的な改善をもたらすことができると証明されました。

マインドスパを定期的に使用すると、ストレス解消、より深い睡眠、
シャープな心と人生の質の向上に役立つ必要不可欠なツールとなります。


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